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G.4.2 ローカル座標系

ローカル座標系は、それぞれのメンバーに付随します。ローカル直交座標系の各軸も右手の法則に基づいています。

次の図は、開始ジョイント'i'と終了ジョイント'j'を持つビームメンバーを示しています。ローカルx-軸の正の方向は、'i'を'j'と結びつけて、それを同じ方向に射影することにより決められます。右手の法則がローカルy、z軸の正の方向を得るために適用されます。ローカルy、z軸は、断面の2つの主軸と一致します。ローカル座標系は常に直交座標系であることに注意してください。

全体Y軸が垂直方向であるとき

全体Z軸が垂直であるとき(つまり、SET Z UPが指定されたとき)

広範囲の断面形が解析用に設定可能です。これらは、圧延鋼の断面形、ユーザー設定の角形形状などを含んでいます。次の表は、これらの形状に対するローカル軸系を表しています。

ワイドフランジ - ST

ワイドフランジ - TB

ワイドフランジ - CM

アングル - ST

アングル - RA

アングル - LD

(長脚の背中合わせ)

アングル - SD

(短脚の背中合わせ)

ワイドフランジ - T

チャンネル - ST

チャンネル - D

角形

チューブ - ST

全体座標系のY軸が鉛直軸の場合のさまざまな断面に対するローカル軸系

AISCの資料で定義されている単一アングルのローカル軸のラベル。

ワイドフランジ - ST

ワイドフランジ - TB

ワイドフランジ - CM

アングル - LD

アングル - SD

チャンネル - ST

ワイドフランジ - T

チャンネル - D

角形

チューブ - ST

アングル - ST

アングル - RA

全体座標系のZ軸が鉛直軸の(SET Z UPが設定された)場合のさまざまな断面に対するローカル軸系

注記: 上記断面のローカルx-軸は、奥行き方向です。